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ジスロマックは子供にも飲ませて平気?

2020年01月31日

ジスロマックは多くの種類の細菌感染症に効果を発揮しますが、成人だけでなくて子供にも処方される場合があります。錠剤タイプは成人用なので、乳幼児に投与する場合はジスロマックカプセル小児用100mg(アジスロマイシン水和物カプセル)などを使用します。いずれも小さな子供向けに量を調節することができるようになっていて、飲みやすいような味が付けられています。小児用のカプセルや顆粒が発売されているほどなので、子供に飲ませることは可能です。

子どもにジスロマックを投与する場合には、1回あたりに飲む量は体重が1kgにつき有効成分(アジスロマイシン水和物)が10mg(0.01g)になるように調整します。例えば体重が20kgであれば、1回あたりに飲む量は有効成分が200mgになるようにしましょう。服用期間は3日間で、同じ時間に投与します。体重が50kgを超える場合は大人と同じ量(1回あたり有効成分として500mg)を服用するので、成人用の錠剤を投与することができます。

ジスロマックの有効成分のアジスロマイシン水和物はマクロライド系抗生物質のひとつで、ペニシリン系抗生物質と比べるとアレルギーを起こしにくいという利点があります。ジスロマックは安全性が高いので小さな子供に飲ませることができますが、2歳未満の乳幼児は成人と比べて副作用(下痢)の発生頻度が高いので注意が必要です。

アジスロマイシン水和物を含むマクロライド系抗生物質は、苦く感じるというデメリットがあります。成人であれば錠剤タイプの薬を飲むので苦みを感じることはありませんが、子供は粉末タイプの薬を飲むので不味いと感じやすくなります。アジスロマイシン水和物は強い苦みを感じて不味いことから、小さな子供が飲みにくい薬のひとつです。ジスロマックの強い苦みが原因で、他の薬を飲むのを嫌がるようになってしまう子供がいるので注意が必要です。

小さな子供にジスロマックの粉末を飲ませる場合は、苦みを感じないように工夫をすることができます。乳幼児であれば、少量の水やミルクで練ってから口の内側にすりつけて授乳させることができます。少し大きくなったら、アイスクリームや薬を服薬するためのゼリーに混ぜて食べさせると良いでしょう。2歳以上であれば、蜂蜜に混ぜて甘くして与えることもできます。

甘いソフトドリンクに溶かして飲ませることも可能ですが、酸性の強い飲料と混ぜると苦みが強くなるので注意が必要です。例えばヨーグルト・乳酸飲料・柑橘系のジュース・スポーツドリンクと混ぜると、苦みが強くなるので注意しましょう。

ジスロマックのジェネリック医薬品には、子供向けに甘い味が付けられたタイプの薬も販売されています。高田製薬という会社が製造するアジスロマイシン小児用細粒10%は、乳幼児でも飲みやすいようにするためにバナナミルク味が付けられています。小児科で受診すれば、アジスロマイシン小児用細粒10%を処方してもらえる場合があります。