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ジスロマックを飲んだら頭痛が…ロキソニンを飲んでも大丈夫?

2019年12月24日
薬を飲んでいる男性

ジスロマックの添付文書には副作用についての注意が喚起されていますが、下痢などの消化器系症状のほかに頭痛も副作用のひとつに挙げられています。頭痛の発生率は下痢の1割程度なので、ごく稀にしか起こりません。それでも、ジスロマックを服用して頭痛を訴える人が存在します。

ジスロマックは細菌感染症の治療薬なので、服用する場合には体のどこかで炎症が起こって発熱しているケースが少なくありません。体のどこかで炎症を発症していると発熱の症状が出る場合があるので、発熱が原因で頭痛を訴えるケースがあります。

初期の性器クラミジアであれば尿道炎(男性の場合)や子宮頸管炎・卵管炎(女性の場合)が起こり、発熱が起こる場合があります。歯科でも抗菌薬が処方されることがありますが、歯周病・抜歯後の炎症・重度の虫歯による歯茎の炎症などを発症しているケースが多いです。呼吸器科であれば咽頭炎・扁桃炎の治療用として、耳鼻科であれば副鼻腔炎や中耳炎を抑えるためにジスロマックが処方されることがあります。抗菌薬は細菌に感染して起こる炎症を抑える目的で使用されるので、薬を服用する段階で発熱が原因で頭痛の症状が出ていることは珍しいことではありません。

この薬を飲んで頭痛を発症しても、ほとんどは薬の副作用ではなくて感染症による炎症で発熱が原因である場合がほとんどです。原因はどうあれ、この症状が出た場合は適切な対処を講じる必要があります。

一般的に炎症を起こして発熱している場合は、消炎鎮痛剤を服用して対応します。効果の高い消炎鎮痛剤にロキソニンがあり、頭痛や炎症を抑える目的で処方されることがあります。ロキソニンは整形外科や歯科でも処方されることが多いですし、頭痛・生理痛の鎮痛剤として市販されています。ロキソニンは解熱鎮痛効果が大きな薬ですが、ジスロマック(アジスロマイシン)と併用することが可能です。歯科クリニックでは歯茎の炎症を抑える目的でジスロマックが処方される場合がありますが、この時に痛み止めとしてロキソニンも一緒に処方されることが多いです。

ロキソニン以外にも鎮痛剤としてアスピリンが知られていて、市販薬で購入することも可能です。アスピリンについても、ジスロマックを服用している間に飲むことが可能です。アジスロマイシンは他の解熱鎮痛剤と併用することが可能であるという特徴がありますが、それ以外のマクロライド系抗菌薬の中には併用が禁止されている鎮痛剤があるので注意しましょう。

頭痛や痛み止めのためにロキソニンやアスピリンを飲む場合は、薬の副作用に注意を払う必要があります。解熱鎮痛剤は胃腸への負担が大きいので、空腹時は服用を避けるようにしましょう。胃腸障害を起こすとジスロマックを飲んでも有効成分が吸収されなくなる恐れがあるので、消化器系の副作用には注意が必要です。ジスロマックと鎮痛剤を飲む場合には、胃腸障害を避けるために服用するタイミング(食後・食間)に注意しましょう。